※前回に続き今回も
ネガティブな心境が含まれていますので
苦手な方はスルーして下さい


突然、妊活中に感じた
羨ましい気持ちや悲しい気持ちを否定せず、
受け止めれば良かったと
振り返られるようになったのは
友人がきっかけです。



2回目の妊娠時の昨年、
学生時代の友人が急死しました。
同い年で36才でした。


友人のお母さんから
急死を知らせる手紙が届いたのは
お葬式なども終わったタイミングで、
私は切迫流産で自宅安静中でした。

友人のお母さんにとっても死は予想外で、
身内だけで葬儀を済ませたが
バタバタしていて連絡が遅れたお詫びが
書かれていました。


友人とは学生時代を
入学時からずっと一緒に過ごし、
学校卒業後も他の数人と一緒に
1年に1回くらいのペースで食事に行ったり、
年賀状を出し合ったりと
交流がありました。

まさかこの年で
同い年の友人が亡くなるとは思わず
本当にショックでした。


私は通常、滅多に夢を見ない
(覚えていない?)タイプですが、
妊娠して眠りが浅かった事もあり、
夢に友人が何度も出てきました。

友人の実家が遠方のため
お線香をあげに行くことも出来ず、
現実世界では未だに
友人が亡くなった実感がありませんでした。

でも夢の中に友人が登場するたびに
夢の中の私は、なぜか
「亡くなったんじゃなかったの?」と
ビックリするのがパターンでした。

無意識ですが、亡くなった事実を
受け止めようとしていたのかなと思います。

友人の夢から覚めて思ったのは
無事に赤ちゃんが生まれたら
会ってもらいたかったという事と
自分が生きているという事。

いま自分に出来るのは、
お腹の中の赤ちゃんを
今度こそ元気な状態で生むために頑張る事
だと思い、自宅安静期間を乗り切りました。


ツライと思うことも
うれしいと思うことも
生きているからこそ。

妊活で色々苦しかったことも
羨ましくて、悲しかったのも
生きているからこそ。

そう思うと、
過去のツライことがだいぶ薄れました。

色々考えてしまうのも
生きているからと思うと、
心が軽くなりました。


大切な事を気づかせてくれた友人に
本当に感謝しています